新型肺炎の対応

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中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、これまでに中国本土以外では、タイと香港で各5人、オーストラリアとシンガポール、マレーシアで各4人、台湾、フランス、日本で各3人、韓国、アメリカ、マカオ、ベトナムで各2人、ネパールで1人、計40人の感染者が確認されています。

問題は中国本土で、 中国の旅行会社は、日本を含む海外への団体旅行を27日から当面中止すると伝えていることから、これだけで市場への影響が懸念されます。

ただ、昨日25日に関西空港周辺のホテルで会食しましたが、確かに春節初日の割には中国からの団体客は減少しているように感じました。でも家族旅行者は結構いましたので、報道の通り、渡航禁止ではないようです。

死亡者数が増加するのは、このウィルスの毒性ではなくて、肺炎はインフルエンザなどと違って適切な入院治療が必要で、武漢の現地では医療物資と医師が大幅に不足しているからだと私は見ています。日本だって空気感染が疑われる救急患者が1,000人もいれば、減圧室なども限りがあるし、混乱は相当だと思います。

それにしても中国の対応は日本より手を打つのが早い。国力の差でしょうか。

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