エネファームの採算

スポンサーリンク

エネファームを導入してから1年が経過したので、電気・ガス・エネファームのローンの合計が導入前と比較してお得なのかを計算してみました。10年ローンで1,847,000円(税込み)を月額で均等に算出しています。ローン金利1.49%です。

年額

考察

電気とガスだけ見ればかなりの削減ですが、見ての通り購入時のローン料金まで加味すると交換前より費用がかかっています。年間で+82,000円なので仮に10年間で82万円、削減額でリース料金は補えません。20年間の無償保証でもない限り、元が取れるというのは無いですね。

エネファームは補償が10年間で、利用延長には別途メンテナンス費用がかかります。だから20年使ってローン期間終了後にペイさせようと考えるのは難しそうです。

古い機器からの更新なのでどのみち給湯器の費用は必要でしたが、エコの補助金も10万円程度ですし、本体が180万円を超えるので、採算を考えるならば、本体が100万円程度のオール電化か普通のガス給湯器の方が良いと思います。

また、台風などの災害での停電時にガス管が活きていれば風呂場近くの電源からのみ700ワットの給電が可能なのですが、上限が700ワットというのが微妙です。冷蔵庫や扇風機は可能でしょうがエアコンは無理です。この700ワットは通常時でも発電しており、それ以上に電力が必要な場合は電気会社から買うような感じなので、複数台のエアコンを稼働させるとあっという間に超えます。1,500ワットくらいあれば効率がよさそうなのですが。

もう1つの使って解ったものとして、エネファームは貯湯の問題なのかシャワーなどの水圧がかなり落ちますので、昇圧シャワーヘッドの交換は必須だと思います。

タイトルとURLをコピーしました