XPS13(9343)に、Linux Mint22.2(Cinnamon Edition)の難所であるBluetooth接続でマウスを使えるようにしてみた。
1. アダプタの動作モードを強制変更
ターミナルに以下をコピペして実行してください。
bash
sudo btmgmt power off
sudo btmgmt le on
sudo btmgmt breedr off
sudo btmgmt power on
コードは注意してご使用ください。
※これにより、あえてbluetoothヘッドホンなど(Classic/BR/EDR)を切り捨て、マウス(LE)専用モードとして動作させます。
2. その状態でスキャン
マウスを 高速点滅 させてから、以下を実行してください。
bash
sudo btmgmt find
コードは注意してご使用ください。
ここで LOGI M240 が出たら Ctrl+C で止めてください。
3. もしこれでも出ない場合(物理的な限界)
Actions製アダプタとMediaTek WiFiの組み合わせは、XPS 13のUSBポートにおいて致命的なノイズ干渉を引き起こすことがあります。
- WiFiアダプタを抜いたままにしていますか?
- USB延長ケーブル(10cm程度でOK)を持っていれば、BluetoothアダプタをPC本体から離して刺してみてください。これだけでLE電波を拾えるようになるケースが非常に多いです。
最終手段の確認:
もし sudo btmgmt find でも何も出ない場合、このActions製アダプタは Linux Mint 22 (Kernel 6.8) の LE 通信に対応しきれていない(ファームウェアのバグ)可能性があります。
- 電池を新品に替えましたか?(LEデバイスは電圧に非常にシビアです)
- スマホのBluetoothで M240 が見つかるか確認してみてください。もしスマホで見つかるなら、原因は100% PC側のアダプタにあります。
3.以下の「一括コマンド」を1秒以内に貼り付けて実行してください。
新しいアドレスで強制ペアリング(一括コピペ)
マウスが 高速点滅 している間に実行してください。
bash
bluetoothctl trust DB:98:E5:40:95:7E && \
bluetoothctl pair DB:98:E5:40:95:7E && \
bluetoothctl connect DB:98:E5:40:95:7E
コードは注意してご使用ください。
4.もし not available が出る場合
スキャンの「瞬間」を狙うため、以下のバックグラウンドスキャン併用コマンドを試してください。
bash
bluetoothctl scan on & sleep 3; bluetoothctl trust DB:98:E5:40:95:7E && bluetoothctl pair DB:98:E5:40:95:7E && bluetoothctl connect DB:98:E5:40:95:7E; kill $!
コードは注意してご使用ください。
もしこれでマウスが動き出したら、Logitech M240 の公式サポート等で推奨されている通り、スリープ復帰時に切れないよう Blueman (Bluetoothマネージャー) で LOGI M240 を右クリックして 「信頼 (Trust)」 にチェックが入っていることを必ず確認してください。
接続成功ですね!お疲れ様でした。
5. 「信頼 (Trust)」の最終確認
Blueman (Bluetoothマネージャー) を開き、LOGI M240 のアイコンを右クリックして 「信頼 (Trust)」 にチェックが入っていることを確認してください。
- これにチェックがあれば、スリープ復帰時にPC側から自動的に再接続を許可するようになります。
6. WiFiアダプタの再接続
抜いていた WiFiアダプタ を刺し直しても大丈夫です。
7. 設定の保存
今回行ったドライバ設定(disable_sc=1 など)を永続化させるため、一度PCを再起動して、起動直後からマウスが動くか確認してみてください。
8.再起動、スリープ復帰後・・・
結局マウスだけどうしても動かなくなります。Bluetooth接続での実用的な使用は厳しいという結論です。TP-Link Bluetooth USBアダプタ UB400やUGREEN USB 5.3Bluetoothアダプタも購入して試しましたが、スリープ復帰後は同じ症状になります。
総評
Bluetooth接続のデバイスはLinuxMintとで常用利用するには依然として厳しいと思いました。ワイヤレス無線接続だっと一瞬で使えますので、USBハブを追加してでも利用することをオススメします。

